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2007-11-03

山陰の旅:1出雲~松江

山陰の旅:出雲~松江
新緑が眩しいこの季節、未だ見訪問の県であった島根県~鳥取県の名所旧跡を二泊三日の団体バスツアーで走り回りました。
走行距離は700km強、いつもの事ながら強行軍の団体ツアーですのでマンホールの蓋を探す時間は殆どなかったが、間隙を縫って蓋さがしをするのも旅の楽しみの一つなっています。
ガイドさんの説明も上の空、聞いている振りして辺りをキョロキョロ…??
僅かですが、ツアーの合間でみつけたマンホールの蓋とお気に入りの名勝などをお届けします。

島根県のマンホールの蓋
当初、市町村名が刻印されていないので何処の?何の蓋?でしたが、島根県各地で使用されている共通の蓋らしいことがわかった。
中央部のマークは島根県の「県章」で、「マ」の字をグラフィック化し、4ケ組み合わせて「シマ」を意味しているそうである。周囲には県の木である「黒松」と県花の「ボタン」がデザインされている。
近くに電柱があったと記憶しているので、多分、上下水道の蓋と思われる.
出雲383


【備考】この記事は、東京のJyoさんの投稿を移転しました
八岐大蛇(ヤマタノオロチ)
出雲空港に着いて先ず目について驚いたのは、神話・伝説の「八岐大蛇」がとぐろを巻いてお出迎えしてくれたことである。
神話の国・出雲に着いたのだな~って一人実感しました。
出雲384


出雲神話といえば八百万の神が集まると云われる出雲大社。
古代より縁結びの神様として崇めたてまつられており、松並木の中に荘厳な雰囲気を漂わせていた。
境内には出雲神話の一つである「因幡の白兎」の慈悲深い大国主神と白ウサギの像が目につき、思わず♪因幡の白ウサギの歌を口ずさんでしまった。
出雲385


定番の出雲大社・本殿
垂直に切られた先木が印象的だった。
出雲386


神楽殿の巨大は注連縄
日本一のスケールを誇っており、長さ13m、重さはなんと6トンだそうな!
出雲387


目一杯に近づいて
出雲388


大社町(現・出雲市大社町)のマンホールの蓋
海抜日本一を誇る出雲日御碕灯台とウミネコがデサインされている。
1903年に初点灯された灯台で、世界の灯台100選にも選出されているそうです。
今回のツアーではオフロード、何時の日にか訪れて展望台まで上がってみたいと思った。
出雲389


車窓からみた宍道湖
明治の文豪・小泉八雲がこよなく愛したといわれる美しい宍道湖の夕景を期待したが、今回は残念ながら夕景に巡り合えませんでした。
出雲390


江戸情緒を今に残す水の都・松江
松江市内の散策は松江城のお堀を一周する“堀川めぐり”の遊覧船に乗って、水上からの風情を楽しむことにした。
堀川めぐりの乗船場にて。
出雲391


船頭さんの名調子を聞きながら、川面を渡る薫風が時間を忘れさせてくれた。
出雲392


小泉八雲の世界
お堀端の石垣には小泉八雲の作品のレリーフが飾られている。
『怪談』の中の一場面でしょうか、「幽霊」が描かれています。
出雲393


新緑に映える松江城
千鳥が羽を広げたような美しい破風から別名千鳥城ともよばれている。
黒塗りの外壁が重厚さを漂よわせていた。
出雲394


小泉八雲の旧居や約270年前の姿そのまま保存されている武家屋敷界隈を水上から楽しむ。
出雲395


立派な門構えのある「武家屋敷」の正門
武家屋敷近辺を散策する時間がないので、堀川めぐりの遊覧船の船上から撮った一枚である。
マンホールの蓋のモデルになっていました♪
出雲396


松江市のマンホールの蓋
武家の生活が息づく街・松江らしく、立派な門構えの「武家屋敷」がデザインされている。門の両側に飾られた提灯もリアルだ。
出雲397


玉造温泉(松江市玉湯町玉造温泉)
日本で唯一メノウを産出し、古代から玉作部によって「勾玉(まがたま)」や「管玉(くだたま)」が作られ、出雲大社に献上されたそうです。
三種の神器で有名な「八坂瓊勾玉(やさかにのまがたま)」は、この地で磨き上げたものだといわれている。
出雲398


温泉街の中心を流れる玉湯川沿いには至る所でこの「勾玉」がみられます。
出雲399


玉湯町のマンホールの蓋
「Tamayu Town Sewage」の刻印と中央部に「勾玉」、周囲に「管玉」がデザインされている。やはり古代からの町ならではでしょう。
出雲400


「出雲玉作資料館」の案内板
古墳時代から出土した膨大な量の玉作関係遺物に基づき、竪穴式住居や玉作りの工房などが復元され一般に公開されています。大正11年に指定を受けた国史跡公園や資料館はすぐ近くあったが訪れる時間がなかった。
出雲401


復元された古代玉造遺跡の竪穴式住居をデザインしたマンホールの蓋
周囲にはやはり当町のシンボルである「勾玉」で飾られている。
出雲402


玉造温泉は「出雲風土記」にも記された情緒ある古湯としで知られ、昭和5年に全国名湯16選に選ばれている。
出雲403


1300年の歴史のある「元湯跡」のレリーフ
「勾玉」と伝説の「鹿」がデザインされています。
玉湯の街が古来から「玉」と「湯」で栄えた街であることが伺いしれた。
出雲404


断湯弁
源泉から温泉街にある浴場への給湯を止める弁だそうである。
やはり温泉地ならではの蓋(弁)であった。
出雲405


湯の香、木の香、花の香……安らぎの香りに包まれた旅人になって一夜を。
出雲406

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旅先などで『下を向いて歩き』日本全国各地のマンホールの蓋を収集展示します。Jyo&Sakuranbo弁慶

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